2014
06.07
06.07
京劇
東京芸術劇場で、初めて京劇を見ました。
梅蘭芳生誕120周年記念で「覇王別姫~漢楚の戦い~」を公演しています。
紀元前200年頃のお話で、百戦百勝の楚の項羽に対し弱小の漢の劉邦は友軍を集め逆襲され追い詰められていく(四面楚歌)項羽と愛妾虞姫との壮絶な愛の形を描いてます。
京劇は、初めてなので分かるかな? と思いながら鑑賞しましたが、ナレーションと字幕でお話も良く分かりおもしろかったです。
歌舞伎と同じようにお決まりごとがあるのですが、それも観ていると分かってきます。例えば、剣を首の近くで斜めに翳したポーズは自害を表すなど・・・。
項羽が激戦地にも同伴した愛妾の虞姫(ぐき)を演じた、国家一級俳優の王長君(ワン・チャンジュン)さんの剣舞は、とても素晴らしいです。