2011
01.29

国際キルトフェスティバル 2011

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今日は、国際キルトフェスティバルの最終日となりました。

11時半より、特設ステージでトークショーがありました。

昨日のブログでもお知らせしましたが、祖母と大叔母の着物や帯をステージに持ち込みお話ししました。

僕のつたないお話を聞いてくださったみなさま、どうもありがとうございました。

始まる前は、客席にお客様がほとんどいないように見えてちょっと不安でした(笑)。

トークショーの中で、お写真がお見せ出来なかったのでブログでアップしますと言った、お人形がこちらです。

トークショーでお話した内容

このお人形は、大叔母の嫁入り道具として用意された物です(80年位前)。
男子の紋付には、嫁ぎ先の家紋が入れてあります。女子に着せてる着物は、大叔母が婚礼の時に着た着物と同じ物を作り着させています。この着物は打ち掛けのようなもので、もう1枚合わせて着る振袖があり、その振袖は、今でも残っているそうです。しかし、打ち掛けのように着るこの着物は、戦後マッカーサーが神戸にいらした時に、お見せするので貸して欲しいとの依頼があり、お貸ししたまま行方不明(1説では、米国に渡ったらしい?)になってしまったようです(残念)。

このお人形は、着せ変えができるように作られています。
帯に挟んであるお扇子や財布?(のような物)などの小物も、開いたり、物を入れられるように作っています(感動)。

僕が、このお人形で一番感動した点は、男子の羽織紐と羽織をつなぐ金具まで細密に作ってあるところです。

お人形なんだから、羽織紐を糸で羽織りに縫い付けただけでも、十分なんじゃないかな?って思うけど、そこまでのこだわりに深く感動しました。

機会があれば、みなさんに是非ご覧いただきたいですね。

博物館作れるかな(笑)?

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